2007年10月08日

ドラマ版ネギま!は萌えドラマである。

「萌え」という言葉の定義がいまいちつかめないんですが、この記事ではキャラの魅力ということで定義付けてしまいます。

萌え漫画の象徴としてネギま!は取り上げられたりするんですが、それの反論として萌えだけではなく、燃えもあるという意見が時々聞かれます。

ネギま!は燃え漫画としての素質はあるのでしょうか?

答えはNO。燃えはあくまでおまけです。メインになりえない。
燃えを前面に押し出すとキャラの魅力を語ることができなくなるから。
今まで熱かったシーンは限られた人しか参加できてないですからね。がんばって参加させようとはしていますが。

でも基本設定としてはそういう要素をふんだんに取り入れようとはしていたとは思うんですが、読者への媚を取り入れ続けて破綻されてきたような気がします。

今のマガジンの原作の展開はキャラの魅力を切り捨てて開き直っている感じがするんですがw
アンケート結果の話を赤松先生はよくやられていましたが、ネット層とアンケート結果がなかなか合わないというのがありました。
比較的一般層は燃えを重視していて、そういう展開時にアンケート結果が伸びてくるみたいです。ネットの感想では逆になりやすいですね。キャラの魅力を大切にしているというか。好きキャラがいて、そのことを語ることが多いですし。


そこでドラマの話になるんですが・・・

日々○○文: ドラマ版ネギま!支援感想

実写版ネギま!の演出意図は、素晴らしい。

くろうさんと同じ感想をかけてうれしいw表現レベルは全然違いますがw
もともとドラマの構成は一般層には受け付けられにくい、キャラの魅力=萌えを主軸とした構成になっています。
もともとマンガ原作つきの、しかも萌えマンガなんだから実写化に対しての反発というのは相当予想されていたのだと思います。
だからこそストーリーよりもキャラを語るようなシナリオになっているじゃないでしょうか?
ネギま!原作の特色として見直すたびに新しい発見がある、というのがあります。(最近はあまりそういった感じがしませんが・・・^^;
そういう楽しみ方がドラマ版に確実にあります。一度だけ見て終わりというのにはとてももったいない、そう思います^^
大豆はドラマはあまり見ないのですが、こういう楽しみ方を提供してくれるドラマってそうそうないんじゃないですかね?よくわかりませんが^^;
各キャラの動きが今後伏線になる、とかそこまですごいことをしてくれとはいいませんが、数回見てもキャラをすべて追いかけられないくらい詰まったものにしてもらえたらなぁ・・・と思います。実写だとそれが比較的簡単にできますからね。





ネギま!SNSの日記で適当に書いた記事を清書せずにそのまま載せてしまったんですが、意図は意訳しながら読んでくださいw
posted by 大豆 at 00:34| Comment(3) | TrackBack(1) | ネギま! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
燃え8:萌え2くらいが一番好きな自分からすると「燃え漫画としての素質ナシ」って断言されるとネギまを読む理由なくなってきますけど・・・。
キャラを前面に捉えすぎてる人が多いから、ちょっとした原作との違いが気になって、ドラマ版の表現したいことが読み取れないんじゃないでしょうか?
(自分はドラマに関しては中立のつもりです)
まぁ原作単行本しか買ってない自分は俗に言う“一般層”なのかもしれませんが・・・。
Posted by しま at 2007年10月13日 19:52
はじめまして、通りすがりの者です。

昨晩はじめて実写の『ネギま!』(第三話)見たんですが
結構面白かったので世間の反応を探ってこちらに辿り着きました。

実際の所自分は原作もアニメ版も知りませんから『ネギま!』はこれが初体験(笑)

ですが、こんなに沢山のキャラクターが登場するのならちょっと漫画は凄いんじゃないかな?と読んでみたくなりましたよ!!


ドラマ自体の話は
あれだけの登場人物に演技をさせているのは
正直脱帽!!

ネットアイドルの部屋が汚いのや
脱ぎ散らかした服を足で避けたり(笑)
演出も良くてゴールデンのドラマより見応えがあったというか
映画的で好きです!!

ロボットの女の子の活躍が楽しみですわ!!


あ…失礼しました。
Posted by もろバレっす。 at 2007年10月18日 09:21
全員が出ていないから、主体は萌え(女の子キャラ)だ、という意見に反論を覚えます。

そもそも、メインがひとつ(女の子)である、という思い込みが、ネギまのメディアミックス展開における障害になっているということはいえないでしょうか。
確かに、原作において、クラスのメンバー全員に(ほかの作品群と比較して)きちんとした見せ場と役割が与えられているというのは事実ですが、それに対して、ストーリー面が希薄という点は、少なくとも作者の力の入れ方としてはないと思います(そういう考え方なら、少なくとも現在連載中の魔法世界での展開はありえないでしょう)。

客観的に見たとき(萌えだけがネギまがやろうとしていることではないという観点に立ったとき)、クラスの女の子というのは、「前面に持ち出して、とりあえずのキャラ付けをしておくことによって、客寄せ+いつでも、ストーリーでピックアップできる材料」ということはできるのではないでしょうか。
前者の部分を打ち出したことによって、ネギまは打ち切りにも会いませんでしたし、完結までは安泰だろうと思われる位置の作品になっているのだと思いますし、後者の考え方があってこその超篇であり、超篇完結後から魔法世界までの閑話につながるのではないでしょうか。

一方、読者の媚への破綻というのは成立していないとも思います。結局、今、あげた前者と後者もそうですが、ネギまは萌えと燃えを出して、どっちもとろうとしている作品だと思いますので。

であるからこそ、期間が定められているアニメ・ドラマの作品で両方をとるのは無理にしても、これだけ何種類ものメディアミックス作品がされるのなら、1作品くらい燃えに割り振ってみるのが、本来のやり方だったんじゃないかなあ、と考えています。作り手が思っているほど、リスクのある方向ではないと思うのですが。
Posted by 香名月 at 2007年10月19日 00:26
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楓の ネギま!ニュース 「2007年10月8日」
Excerpt: ・ネギま! ニュース ●ドラマ版ネギま!第一回放送後アンケート結果 [ネギま!部屋(楊さんのページ別館)] >年齢層によって、ドラマ版を見る目が違ってる やっぱり年代によって捉え方が違うようです..
Weblog: 楓の箱リロLive対戦日記
Tracked: 2007-10-08 18:36